読書は読んだだけでは、自分の身にならない。読んだ感想をアウトプットすることで初めて自分の知識となり得る。
そんなことを教えてくれる本でした。読みやすく、ぜひ自分のブログでも紹介してみたいと思います。
本の著者樺沢紫苑氏は精神科医で、SNSやメールマガジンやYOUTUBE等で精神医学や心理学・脳科学などの情報を分かりやすく情報発信しています。
そのフォロワーは40万人にも及ぶという事です。私も動画を過去に何本か見たことがありますが、眠れないのは何故か?落ち込んだ時にどうするか?など誰にでも起こり得る事例を分かりやすく解説していました。
今回紹介するこのアウトプット大全は精神科医の先生なのにどうして?と思いますが、アウトプットすることの大切さやアウトプットすることで人生が好転する事が書いてあります。
また難しい内容ではなく、誰にでも明日から実践できることばかりが書いてありますのでお勧めです。
また、精神科医の先生らしく例え話に心理学の実験テストの例が書いてあるのが特徴的です。
図が書いてあるので、そこも読みやすいですね。すぐに読めました。
こちらが先生のサイトです。 ◆樺沢紫苑公式ブログ
アウトプットの基本
アウトプットとは、脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理し、外界に「出力」することです。具体的にいうと、「読む」「聞く」がインプットで、「話す」「書く」「行動する」がアウトプットです。
「アウトプット大全本書」より
これは本書に書かれた文章です。そして本書ではインプットだけ行ってもアウトプットしなければ、現実世界は全く変わらないというも謳っています。
例えば、本を読んでも行動しなければ何も変わりませんし、セミナーや講演を受けても受けっぱなしでは何も現実は変わらないということです。
確かにその通りで、自分自身を振り返っても当てはまる事が多々ありました。
例えば、ビジネス本を読んでも書いたりメモも取らず読んだことに「自己満足」を得ていました。
人は忘れる生き物です。「忘れる」と言う能力はある意味素晴らしいです。例えば、過去の失恋や失敗のときの心の痛みもしくは大切な人との別れや死など、は時間の経過と共に忘れたり・薄れたりします。
しかし、逆に忘れてはいけない事もあってそれが本書に書かれている様な「読む」「聞く」といったインプットの類です。
元々インプットしようと思っているならば初めに「目的」があるはずです。インプットで得た知識を自らのものにする⇒体系化するためには、アウトプットが必要なのです。
本書で、その具体的な方法が記載されています。
今日から実行できるアウトプット方法となっていますので、おススメです。樺沢先生良書をどうもありがとうございました。
著者「樺沢紫苑先生のサイトはこちらから」樺沢紫苑公式ブログ