資産運用を始めた方がいい理由(中編)

こんにちわ。ritsuです。

資産運用を始めたほうがいい理由の続きの投稿となります。

前編はこちらです。

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目次

資産運用の必要性③レバレッジが効く

資産運用を始めるということは、お金に働いてもらう事を意味します。

お金に働いてもらう事は自分が労働しているときでも、寝ているときでも資産運用は続きます。

何故なら、市場は24時間世界中で空いています。例えば米国ならば日本が夜中にNY市場は空いています。

さらには、あなたがApple株に投資したとしましょう。

そうすると、AppleのCEOティム・クック氏を含め社員一同は株主の為にせっせと働いてくれます。

あなたが仕事をしているときでも、恋人とデートをしていても売り上げを伸ばすために日夜世界中で働いてくれます。

そして時に投資をした額に応じて、「配当金」をもらいさらに投資することも可能です。

また、金融の自由化やスマホの誕生により、個人投資家が容易に世界の投資対象物に投資することが可能となりました。

これってよく考えるとすごい事です。金融のグローバル化とも言うべきでしょうか?

今後フィンテックの発達やブロックチェーン等の発達によりますます金融の自由化・グローバル化は進むと考えられます。

資産運用のハードルも下がり、正しく学習しさえすれば投資は誰にでも可能なのです。

お金に働いてもらい、広義の意味のレバレッジを効かせれば投資はあなたの味方になってくれます。

レバレッジの投稿はこちらです。

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資産運用の必要性④複利が効く

資産運用を始める場合には「複利」を意識するようにしましょう。

「複利」というと怪しく聞こえるかもしれませんが、億万長者と呼ばれる人はみな複利を意識しています。

複利は初めは地味ですが、継続して投資を続けると資産がその人の晩年になると大きく増えます。

「複利」は人類最大の発明だと言ったのはかのアインシュタインです。

【単利】と【複利】の違いを明確に意識しましょう。

【単利】・・・預けた元本のみ利子がつく

例;銀行の普通預金、債券、投資信託(毎月分配金型)

【複利】・・・元本+利息に利子がつく

例;銀行の定期預金(元利自動継続型)、投資信託(無分配型)、※株式

株式はその会社が年間利益を株主価値に追加していて、さらに大きな利益を出していく事ができるので複利的な機能を内在している→Amazonなどがいい例

会社は毎年の利益を貸借対照表(BS)上の「利益剰余金」に積み増している。これが株主への配当原資となり次の設備投資や企業買収などの原資となり

利益がさらに積み重なっていく。結果配当金や利益が積み重なっていき、株主も資産が増えていく。

複利の例1

☆例えば100万円を3%で30年間運用すると

 

となります。単利では100万の元本が190万になりますが、複利だと約242万で単利との差額は52万となります。

元本100万で3%だと実感が湧かないかもしれませんね。

複利の例2

☆元本100万を年間5%で30年間運用

 

2%の違いで3%運用より約130万の差がでました。

複利の例3

☆元本100万で年間10%で30年間運用

 

最終的な差額は約1340万となりました。グラフでは10年目頃から単利との差がハッキリと表れていますね。

◎複利の効果は絶大だが、効果が効くまで時間を要する

⇒ 10%で運用すると、7年2カ月で元本が倍となります(72の法則)

元本÷利率=2倍になる年月

◎7年という期間は長いです。ましてや30年間運用となると人生の3分の1になります。

長い期間一度も止めずに投資を続けることは忍耐と将来への確信・自分の大切なお金を投じる訳ですから勇気が必要になってくるわけです。

投資においては、金融市場がダイナミックに動くため単年ではマイナスになることもあり得ます。

それこそ、リーマンショックやブラックマンデーなどの金融危機が発生すると、元本に対して―60%の含み損なんてこともあり得ます。それでも淡々と買い増す気構えで投資を続けなくてはいけません。

複利は素晴らしいですが、逆に働くと恐ろしい事になります。

借入やローンを組みまくって、多重債務の返済利子が複利となってマイナスに働く場合です。

そうなると、自己破産ができればいい方です。最悪自殺や犯罪に手を染めてしまうケースもあり人生を狂わしかねません。マイナスの複利には要注意です。

最後に複利を意識する上で大切なことは

利益や配当は再投資する

投資したお金を出金しない(元本に手をつけない)

と断言できます。

利益や配当金を使ってしまうと、お金はなかなか増えません。利益や配当金を次の投資をするか、今投資している投資対象物に投資する事で資産を大きく増やす事が可能となります。

また投資した元本に手はつけないようにしましょう。

元本からあふれ出たお金を使って生活を回す事はまだいいにしても、コップの水は決して飲んではいけません。

それを無駄に浪費すると、そのお金はそれで終わってします。元本はお金を生み出す木の役目です。

その木を切り倒したら、もう元にもどれません。元本は死ぬまで持っていても問題ありませんから。

✔ 資産運用はお金に働いてもらう事を意味する。広義の意味で「レバレッジ」を使い資産を構築しなくてはいけない。
✔ 複利を味方にしなければ資産は大きく増えない。そのためには長い時間投資する事が必要となる。
✔ 複利はマイナス=借金で働くととんでもない事になる。リボ払い、借入があればまずはそこを全力で解決しなくてはいけない。

 

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この記事を書いた人

はじめまして、ritsuです。
このブログでは、「セミリタイアを目指す」というタイトルの通り、私が自らの経験から得た教訓をもとに、セミリタイアを目指す方々に向けて情報を発信していきます。

私は、過去にさまざまな挫折と失敗を経験しました。就職活動では、70社以上に応募しても全て不合格。自分を否定されるような経験は、自分は社会に必要とされていないのではないかとの思いにさせされました。一方で周りの友人は無事就職が出来た事を知ると友人に対して妬む気持ちも芽生えました。やっとの思いで入社した会社は、厳しい営業の世界で、ノルマのプレッシャーや上司からの過酷な扱いに悩まされました。辛い状況の中でお金を浪費し、その頃は貯金が全くありませんでした。
そのブラック企業は一年で退社。幸いにも次の会社にほとんど
ブランクなく転職することができました。

しかし次の会社では人間関係の悩みやストレスからうつ病になり、仕事を一カ月休みました。正直、仕事を辞めたいと思う日々もありましたが、当時は貯金が限られており、転職活動も厳しい状況でした。そのため、ガムシャラに我慢し、嫌なことも乗り越えて5年かけて1000万の貯金を築きました。

その後も、セミリタイアを目指し、投資や副業に挑戦しましたが、投資詐欺に遭遇したり、情報商材の購入・ネットワークビジネスへの入会や短期トレードも経験しました。当然どれも失敗し、お金を失う羽目になります。
しかし、挫折や失敗を乗り越えるたびに、自己成長の機会となりました。特に長期投資の重要性を認識し、インデックス投資や米国連続増配銘柄への投資を増やす方向へ舵を切りました。

苦節13年を経て、40歳を迎える今、私はセミリタイアを目指しています。過去の失敗談やうつ病の経験を忘れることなく、それらを教訓として今後の人生に生かしていきたいと考えています。このブログでは、セミリタイアを考える方々に対して、失敗談も含めて率直に語りかけ、教訓や成功の秘訣を共有していきます。

セミリタイアは一筋縄ではいかない道ですが、長い目で見据え、賢く投資や節約を行いながら、心豊かな人生を追求していきたいと考えています。

私の失敗談やうつ病の経験を教訓にしていきます。またお金の増えることだけではなく、精神的な余裕や幸福感を持ちながら、より豊かな人生を築いていくための情報をお届けしていきます。

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