【書評】ブチ抜く力を読んで

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今回の投稿では与沢翼さんが書いた「ブチ抜く力」を読んだ書評を書いていきます。

かつて「秒速で1億円稼ぐ男」「ネオヒルズ族」と一世を風靡した与沢翼さん。果たして「ブチ抜く力」とはどんな力なんだろうか。
結論から言うと非常に読みやすく、おススメします。
ブチ抜く力を読んでみて欲しいのはこのような人たちです。
・何か一つでも大きな成果を残したい
・人生がモヤモヤしている
・中途半場な人生に終止符を打ちたい
・お金を稼ぎたい
目次

購入に至った経緯

与沢翼さんの事は、「ネオヒルズ族」の頃から知っていました。丁度その頃、会社の将来性に疑問を持ち始め一つの会社に収入を依存するのは危険な事だと感じ始めた頃でした。

当時から与沢翼さんは本を出版されていましたので読んでいました。「秒速で1億円稼ぐ条件」や「秒速で10億円稼ぐあり得ない成功のカラクリ」なども読んでいました。

与沢翼さんはその後、本書のはじめに記載されている通り「経営していた会社を法人税滞納で解散させ、無一文となり日本を去って公の場から姿を消します。」となります。

しかし、与沢翼さんの言動には心を打たれるものがあり、やる気の源泉であるモチベーションの低下となったときに与沢翼さんの言動を見てはやる気が湧いてきた経緯がありました。

今回はその与沢翼さんの2014年~2018年の様々な成果の原動力となった「ブチ抜く力」の出版とあって必ず得るものがあるはずだとの思いから購入に至りました。

印象に残った言葉

「ブチ抜く力」では「ブチ抜くためのルール」が全35あります。

全て重要なのですが、その中でも最も自分の中で心に残り今後の人生において重要だと思ったルールベスト3を記載していきます。

3位:10年後の自分を見据えて投資をしているか?10年あれば人は何物にもなれる。

周囲に流されて今だけを生きていると、明日の自分にとって楽な選択をするし、来月の自分にとって楽な選択をしてしまうもの。

進歩しないならば、年を取る分、日々退化しているのと変わらないのです。                  本文より引用

本当にその通りだと思います。今だけを見て生きてしまうと、年を重ねれば重ねるほど自分の人生が惨めなものになってしまう恐れがあります。

今楽しければそれでいい、今の収入に満足しているからいいなど現在の状況に甘んじて学習や努力を怠ると収入面で気付かないうちに劣っていたり

人間関係や家族関係に亀裂が生じてしまう可能性があります。

また、大きな成果を収めるためにはすぐに結果が出ない事も承知の上で取り組まなければいけません。

生きている限り、必ずあなたにも10年後がやってくるのです。 本文より引用

この投稿は2019年7月に書いていますが、10年前と今を比較して現状に満足していますか?

もし今成功や大きな成果を上げているのであれば、10年間の内に努力や学習が身を結んだということになります。

一方で、あまり変わっていないや10年前は若くて良かったや現状に強い不満があると言う場合、惰性に任せて生きてきた、将来を輝かせる努力をしてこなかった。

とも言えます。

与沢翼さんは10年後を見据えて、今に全力を尽くす方だと言えます。人生がうまく生き続けるには将来を見据えて今を努力と学習を怠らない事が必要不可欠だと言えます。

2位:会社に依存する生き方はもう終わりにしよう

危機感なく安定を妄信していたら、今後の長い人生で年を取った時や長い時間が経過した後、どうにも回避できない苦難やストレスが待ち受けているでしょう。

そして、その時なんとかしようとしても、時、既に遅しとなっているはずです。                             本文より引用

私自身も収入の複数化を目指しています。このブログ運営も広告収入やアフェリエイト収入が欲しいために行っています。

決してボランティア活動や慈悲の精神でやっているわけではありません(笑)

収入が会社の給与しかないというのは、危機感を強く持ちます。そのために投資や事業・副業をしなくては今後の時代の変化に取り残されてしまい

加齢にジリ貧が待ち受けています。最悪の場合「老後破産」や「中高年引きこもり」「ホームレス生活」になったりする可能性だってあり得ます。

それくらい会社に依存するのは、まずいと言えます。何故なら会社の業績が悪化したら会社は従業員を守ってくれません。

また合併やM&Aによって経営体質が変わるかもしれませんし、不祥事を起こしたり知らないうち不祥事に加担したりとリスクを探せばきりがありません。

そのときに頼りになるのは「稼ぐ事が出来る個人スキル」しかありません。

1位:自分の幸せは「お金」の上に成り立っている事実を認めよ。

お金で全ての幸せを買う事はできないし、お金では叶わない望みも確かにあります。

でも、お金があれば、避けられる困難や理不尽が数多くあるのも事実です。 本文より引用

私自身、社会人になってからお金の力や大切さを学びました。

仕事を続けていく中で、仕事嫌だなでも辞めたらお金=収入がなくなるからな~「働かなくても暮らせるだけのお金があればな~」と思いました。

これを読んでいる方もそのような経験はありませんか?

そのときに「健康を含めた命」の次に大切な事は「お金」だと考える様になりました。

充分なお金を得るには、「稼ぐ」しかありません。稼ぐには個人を磨くしかありません。

決して「宝くじ」や「ギャンブル」で大きく儲けようと思ってはいけません。

しかし、「お金」を稼ぐ力を身につけ「お金」を得る事ができたならば、多くの問題は解決できてしまいます。

例えば仕事の場面ならば、労働環境が過酷だったり、人間関係のストレスや、会社の将来性への不安などがあっても副業や独立することも可能です。

家族関係で問題を抱えていても、「離婚」したり縁を切る事もお金の力で可能です。

「養育費」や「弁護士」などに頼めばいいわけですから。

コンプレックスを抱えていても、「お金」で「整形」や「プロのトレーナー」をつける事もできます。

本書の一例で書いてある様に「重病」「難病」も高額な医療費を払い、難病を治したり、治らないにしても「延命」することも

可能かもしれません。

つまりお金=稼ぐ力を身につける事で人生の選択肢を増やすことができるのです。

そのためには稼ぐ事に特化すべきだと与沢翼さんは本書で書かれています。私も全く同感です。

まとめ

「ブチ抜く力」は今回紹介した部分以外にもためになることが多くあります。

一番本書を読んで感じた事は、世の中の問題の多くは「お金」がキーワードとなっているケースが多いという事です。

・収入、賃金
・借金問題
・子育て、介護
・医療費
・教育費、住居など生活水準
・詐欺、ぼったくり
・マネーロンダリング
これらの問題は全てお金が関わりますし、社会問題や事件などの動機も大半はお金です。
結局の所、「お金」を個人で稼ぐ事が重要なのです。
人を信用してしまい「詐欺」に遭ったり、反社会的勢力と関りを持ってしまうと人生詰んでしまいます。
その為に個人がブチ抜く力を持ち経済的にも精神的にも自立した存在となる事が必要だし、そのための努力をしていかないといけないと思いました。

 

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この記事を書いた人

はじめまして、ritsuです。
このブログでは、「セミリタイアを目指す」というタイトルの通り、私が自らの経験から得た教訓をもとに、セミリタイアを目指す方々に向けて情報を発信していきます。

私は、過去にさまざまな挫折と失敗を経験しました。就職活動では、70社以上に応募しても全て不合格。自分を否定されるような経験は、自分は社会に必要とされていないのではないかとの思いにさせされました。一方で周りの友人は無事就職が出来た事を知ると友人に対して妬む気持ちも芽生えました。やっとの思いで入社した会社は、厳しい営業の世界で、ノルマのプレッシャーや上司からの過酷な扱いに悩まされました。辛い状況の中でお金を浪費し、その頃は貯金が全くありませんでした。
そのブラック企業は一年で退社。幸いにも次の会社にほとんど
ブランクなく転職することができました。

しかし次の会社では人間関係の悩みやストレスからうつ病になり、仕事を一カ月休みました。正直、仕事を辞めたいと思う日々もありましたが、当時は貯金が限られており、転職活動も厳しい状況でした。そのため、ガムシャラに我慢し、嫌なことも乗り越えて5年かけて1000万の貯金を築きました。

その後も、セミリタイアを目指し、投資や副業に挑戦しましたが、投資詐欺に遭遇したり、情報商材の購入・ネットワークビジネスへの入会や短期トレードも経験しました。当然どれも失敗し、お金を失う羽目になります。
しかし、挫折や失敗を乗り越えるたびに、自己成長の機会となりました。特に長期投資の重要性を認識し、インデックス投資や米国連続増配銘柄への投資を増やす方向へ舵を切りました。

苦節13年を経て、40歳を迎える今、私はセミリタイアを目指しています。過去の失敗談やうつ病の経験を忘れることなく、それらを教訓として今後の人生に生かしていきたいと考えています。このブログでは、セミリタイアを考える方々に対して、失敗談も含めて率直に語りかけ、教訓や成功の秘訣を共有していきます。

セミリタイアは一筋縄ではいかない道ですが、長い目で見据え、賢く投資や節約を行いながら、心豊かな人生を追求していきたいと考えています。

私の失敗談やうつ病の経験を教訓にしていきます。またお金の増えることだけではなく、精神的な余裕や幸福感を持ちながら、より豊かな人生を築いていくための情報をお届けしていきます。

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