自分自身の事で恐縮ですが、資産が3000万を超えました。
この資産の内訳ですがローンや借入などは一切ない純資産となります。
こちらは管理人が使用している「マネーフォワードME」のグラフです。
今回は管理人が3000万の資産を形成するまでの期間や
心境の変化などを投稿していきたいと思います。
良ければ以下の投稿もご覧になってみて下さい。
資産3000万以上の割合
株式会社野村総研が行った2019年の調査によると
日本における世帯の純金融資産保有額
(預貯金、株式、債券、投資信託などの保有金融資産から負債を差し引いた金額)
を基に階層を分類した場合、世帯数や割合は以下のとおりとなっています。
上のグラフの世帯割合を出すと以下となります。
- 超富裕層(純金融資産保有額5億円以上) 8.7万世帯(0.16%
- 富裕層(純金融資産保有額1億円以上、5億円未満) 124万世帯(2.29%)
- 準富裕層(純金融資産保有額5000万円以上、1億円未満) 341.8万世帯(6.32%)
- アッパーマス層(純金融資産保有額3000万円以上、5000万円未満) 712.1万世帯(13.18%)
- マス層(純金融資産保有額3000万円未満) 4215.7万世帯(78.03%)
つまり資産5000万以下の世帯は約90%となっている事が分かります。
この調査結果に基づくと3000万の資産を持っている人間は
アッパーマス層という事が分かります。
3000万を達成した期間
私自身が資産0円から3000万を達成するまでには
約10年4か月経過しています。
◆1000万に到達するまでに4年
◆2000万に到達するまで4年と4カ月
◆3000万に到達するまで2年
かかっています。
では3000万に到達して生活に変化はあったのかという点に
振り返ってみます。
自分に自信がつく
資産額が3000万を超えて感じた事は「自分に自信を持つこと」ができます。
宝くじや退職金など一度に大きな金額が入ってきた時期はなく地道にコツコツと
資産を増やしてきたので、その継続力には自信がつきます。
飽きっぽく、いつも心配性な私でも継続すればそれなりにできる
ので自信になりました。
心に余裕ができる
資産額が3000万を超えて起こった心境の変化としては
「心の余裕」ができます。
3000万円の資産があると、自分に万が一の事が起こっても
すぐに焦ることはありません。
- リストラ
- 倒産や事業縮小に伴う失業
- 葬式・結婚などの冠婚葬祭
- 育児・子供の教育費
- 住宅購入・車など大きな買い物ができる
このように大きな出費にも対応できますし、
会社が嫌だと言って退職してもすぐにお金の心配はいりません。
私自身の年間支出は約200万です。
3000万あれば極端な話、約15年働かなくても大丈夫です。
これはお金が増えれば増えるほど余裕は増します。
資産が増えると「心の精神安定剤」になります。
セミリタイアを考えるようになる
資産が3000万を超えると、セミリタイアを考えるようになります。
仮に3000万を全額運用して個別株から年3%の配当金を得ると
90万円となります。年間支出が200万ですから残り110万円を
労働して収入を得れば、年間支出を賄えるようになります。
もちろんそんなに単純ではありませんが、貯金や資産がなければ
そんな発想すら生まれていません。
資産が増えると、「リタイア=FIRE」を人生の選択肢に入れる事
も可能となるのです。
お金を守る事を考える
資産3000万を超えると、増やしていくことと同時に
お金を減らさないように守ることの重要性を再認識させられます。
世の中には詐欺まがいの投資、お金を騙し取ろうとする詐欺師・
お金があるというだけで寄ってくる人などある一定数は悪だくみを
する人が存在します。
こういった人たちは資産を全て奪い取ろうとするわけですので、関わってはいけません。
人を見る目を養う事や付き合う人を考えなくてはいけません。
また世の中、お金を使わせようと様々な手法を駆使してくる会社がたくさんあります。
資産3000万を増やす過程では本当に必要なものかどうかを
よく考えて購入しなくてはいけないという意識が強く働くようになりました。
まとめ
私自身が2000万から3000万円を貯めた際の収入は
約400万~450万円で普通の会社員です。
そのため収入が多くなくても増やすことができるという点では
他の人でも再現性がある話ではないでしょうか?
しかし3000万円の資産を貯めたからと言って、正直生活には何の変化も
ありません。
これからも淡々と4000万を目指して増やすだけです。
但し淡々と継続する事が資産を増やす事においては重要な事でもあります。
何千万というお金を地道に増やしていくには、年単位の時間が必要です。
収入が多くない中で資産を増やすには、どうしても節約を意識せざるを得ません。
節約する生活を継続すると、自然と節約する生活習慣が身につくようになります。
もう少し突き詰めて話をすると、お金の使い方に気を配り
自分自身にとってメリハリを利かせる消費の仕方を心がけます。
同じ3000万でも宝くじや退職金など一回にまとまったお金を手にするのと
何年もコツコツとお金を増やすのでは、同じ金額でも
お金の減る確率が高いのは前者の方が高いのは言うまでもないでしょう。
お金は手段であって目的ではないと思いますが、お金が多ければ多いほど
人生の選択肢を増やしてくれるものだと思います。