はじめに
今回は家計の変動費について記入していきます。変動費というのは「食費」の様に月々の支払いが変動するものを指します。変動費は自らの努力によって、支出を抑えることができる反面、継続できなければリバウンドしています。ダイエットとかに似ていますね。
「固定費」は一度節約してしまえばそのままでいい反面、それに満足して変動費の支出が増えたなんて事にならない様、節約は必要です。ではこの変動費を節約する方法を見ていきましょう。
変動費の項目
◎予算を立てる
変動費に予算を立てます。考え方として
⑴無くす事が完全にできる項目
⑵削減できることができる項目
⑶現状維持
この3つになるかと思います。
例えば、「食費」を完全に無くす事はできません。ただ明らかな予算オーバーならば、削減できる項目になり得ます。
逆に不定期で購入している雑誌・漫画などは節約とういう観点からは無くすことができる項目です。
このように、項目を分類していきます。
また、予算立ての際には先に「貯蓄」費用を先取りするようにします。そうしないと、変動費の項目が変わらない可能性がありますからね。
あくまでも収入-貯蓄=支出(固定費と変動費)と考えましょう。
食費の見直し
◎食材は使い切れる量だけ買い物をする
「少しでも安く買う」より「使いきれる量だけ買う」方が重要です。結局食べきれずに食材を捨てるなんてことになると、お金を捨てることと同じことです。
使い切るためには、献立力が大切です。自炊をすることに拘りましょう。私は一人暮らしのとき冷蔵庫にほとんど食べ物を入れませんでした。その方が電気代の節約にもなります。
買い物するときに、何に使う食品か考えて購入しましょう。
◎アルコール代や飲み代を別管理する
お酒が好きな人や飲み会が好きな人はこの費用を食費に加えないようにしましょう。食費に加えると、費用が増えて節約する気にとてもなれません。飲み代は交際費として計算しましょう。
◎自炊を心掛ける
自炊することで、「時間」はかかりますがお金の節約になります。
逆に外食することは、「時間」は短縮できます。自炊することに関してはまずやってみようという発想が大切です。
食品の無駄がない「献立」を作るようにしましょう。
◎食費は週単位で、調味料などは月単位で考える
食費は毎日使うものです。月の途中で使用金額を把握しておくことです。その月の食費を決めたら、週単位で食費の使用金額を振り返るといいです。レシートは何に使ったかを把握するために捨てずに取っておく様にしましょう。月の途中で使い過ぎたなと思ったら、使用額を控えないといけません。
また、調味料やお米など毎週購入するものではない食材は月単位での予算立てで充分です。
◎自宅近くのスーパーや特売日を利用する
住んでいる地域に「業務スーパー」があれば利用しましょう。但し業務スーパーなどは特売日などの広告を出さないケースが多いため、行くまでに片道1時間などかかる場合は、時間がもったいないです。そのため地域の「スーパー」などの特売日を利用するようしましょう。
◎コンビニのついで買いをやめる
コンビニに行くとついついいろんな物を購入してしまいませんか?レジ横のお惣菜コーナーやお菓子、甘い食べ物など特にお腹が空いているときにコンビニに寄るとついつい誘惑に負けてしまいます。スーパーの「お惣菜」もついつい買ってしまいますよね。仕事で夜遅くなってなどのやむを得ない状況ならば、まだ分かりますがそうでないならばむやみにコンビニやスーパーにまず立ち寄らない様にしましょう。ついで買いが積もり積もって後で振り返ったら、トータル何万円使っていたということにもなります。
人は習慣で出来ていて40%は習慣で行動を形成していると言われています。お菓子やお酒を習慣で購入していませんか?何のために購入をするのか、本当に必要なものなのかどうか?レジに行く前に冷静になってみてはいかかでしょうか?惰性や習慣でついつい買っていた事って意外とあると思いますよ。
食費を見直す際に、健康を害するほど切り詰めたり家族関係が悪化したりしたら本末転倒ですがただある程度の「我慢」は必要です。まずは今より少し頑張れる範囲で始める事が大切です。食費に限らずこの変動費は毎日の積み重ね=継続ができることが1番重要なわけですからね。
普段切り詰めている分、週一回はプチご褒美で月一回はご褒美をするなどしていきましょう。←私はこれをしています。
飲み代・タバコ代を見直す
- 飲み会はお金と時間の無駄なものが多い
- 飲み会に行く場合は一次会で帰る
- 飲み会は歓送迎会だけで充分
- タバコは止めて健康を手に入れよう
■今も勤めている身分ですが、飲み会ってホント楽しくないです。お酒が飲めないわけではないですが、あの時間は私から言うと無駄な時間を過ごしているようにしか思えません。飲み会の話題は大体、愚痴・人の悪口・家族や恋人関係などでしょうか?或いは昔の仕事の武勇伝や過去のその人の良かった時代を延々と語る訳です。
仕事の話もありますが、飲み会で話した話題は次の日になるとほとんど忘れている事が多いです。良く考えればアルコールが入った場で冷静に物事を話すなんてできない場合がほとんどですからね。
どうしても仕事の話をするならば、ランチやカフェで充分事足りると私は思います。その方がお金も時間も節約できます。
■飲み会に行くのは歓送迎会だけで充分だと思います。また行くにしても一次会でさっさと帰りましょう。二次会・三次会と行って帰れなくなってタクシーで帰ったなんてことになるとお金の無駄使いになるだけです。
私はある時期からほとんど飲み会を断ってきました。付き合いが悪いと思われるかもしれませんが、仕事の評価は変わりませんでしたよ。断り続けると誘う方も誘ってこなくなります。誘う方も大変でしょうが、断る方も大変だと思います。飲み会が苦手な立場の人間から言わせてもらうと、どうしても顔に出ますからね。一緒にいても楽しくないオーラが出て場をしらけさすだけでお互いの為になりません。
それに飲み会を断ったからと言って普段の仕事に影響があるかと言うとそんなことないですよね。仕事は結果出してナンボの世界ですから。
ここは人それぞれ価値観が違うので何とも言えませんが、少なくとも私自身は多くの人と親しくなったり社交的に振舞うことは苦手です。賑やかな場があまり得意ではありません。むしろ少人数で気心しれた人達とたまにお酒を飲むくらいで充分です。その方がストレスも溜まりませんからね。
自分の個性を知った上で相手に失礼にならない様に心がけたいですね。ただ飲み会に参加しないとお金と時間は貯まりますよ(笑)その時間を自己投資に費やしてみてはと思います。
■タバコを止める事は変動費の見直しの優先事項として取り組みたいですね。私も5・6年前に止めました。辞めれた理由として当時付き合っていた彼女がタバコ嫌いでその事を指摘されたからです。その彼女とは別れましたが、タバコ止めれて良かったなあ(笑)と思い出す事があります。
止めた直後は、お酒を飲んだりするとタバコを吸いたくなるときがあり正直最初はキツかったですね。
良く数字の3が付くときは注意なんて言いますが、不思議と吸いたくなる兆候が出ます。禁煙3日目、3週間、3ヶ月目なんて感じですね。でも止めました。薬物中毒から克服するなんてもっとキツいのかななんて思いながら禁煙してました。これもある意味習慣です。
習慣は良い習慣だけではなく、悪い習慣もありタバコ中毒、アルコール中毒、軽犯罪などが一度身についてしまうと人間なかなか止められなく再発してしまうのではないかと思います。本当に恐ろしい事です。悪い習慣は断ち切り良い習慣を身につけましょう。
節約面から考えると、タバコは1箱400円します。400円×365日=146,000円もします。これが節約できれば大きいですよね。400円でケチれば吉野家とかハンバーガーとか食べれます。
■飲み代やタバコ代は変動費として大きく削減できる項目ではないかと私は思っています。この項目を削減もしくは無くす事によって自らの生活環境や特にタバコなどは健康にも影響を及ぼす項目ですので、是非減らしていきたいですね。
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