日本教育には何故お金の学習がないのか

  • 2020年8月26日
  • 2020年10月3日
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これからの時代を考えると

1.英語
2.プログラミングやインターネットリテラシー
3.投資を含めたお金全般の知識

これら3つが社会に出ていく上で必須の能力となるでしょう。

1と2はまだ教育現場でも学ぶ機会があると思います。

しかしながら、3の投資やお金に関しては皆無です。

国家レベルでもデジタル革命や英語を中心とした語学の習得を推進していますが、

お金に関する事は幼少期から学びましょうなんて文言は見当たらないのが現実です。

お金は具体的には稼ぐ・貯める・増やす・守る・使う。

これら5つの要素しかありません。

しかしながら生きていく上では老若男女問わずお金と向き合わなければいけません。

綺麗事抜きにはできないのです。

特に日本はお金の話を避けたがる傾向があります。

お金稼ぎをしたいなんて言うと、卑しく思われがちです。

海外に目を向けるとアメリカの高校では株式投資の疑似体験や

ビジネスについて学ぶ機会があります。

また他の先進国や海外でもお金に関する学習の機会があるようです。

お金の勉強をするメリット

詐欺に遭わない

お金の勉強をしお金や経済・投資の仕組みを理解する事で詐欺に遭う確率が格段に減るでしょう。

知らない事で世の中を過ごすと詐欺や悪徳商法などに引っかかりにくくなります。

大人になると住宅ローン・車のローン・冠婚葬祭費用・保険・クレジット払い・QRコード決済・など日常生活を送る上でお金と縁が切れる事はありません。

詐欺の被害に遭った人を自己責任論で片づけようとしますが、

そもそもお金を守る教育すら受けていないのに詐欺に気をつけなさい、
と言っても詐欺の件数を減らす事はできません。

国や警察の啓蒙活動だけで詐欺が減るほど簡単ではないのです。

また啓蒙活動では自主的に学ぶしかないですし、当事者意識がどうしても低くなります。

義務教育レベルでお金を守る教育をしていかなければ自らの記憶に残りません。

余談ですがまた犯罪者集団も時代に合わせて変化していきます。

例えば、東日本大震災のときは東日本大震災を謳った詐欺が横行していましたし、現在においてはコロナ関連の給付金ではコロナ給付を謳った詐欺が横行しています。

そのため大人になっても学ぶことは必要です。

世の中の仕組みについて考える

お金を守るという分野だけでも詐欺に限らずその他多くの事例があります。

例えば金利・ローン・保険・クレジットカード・カードローンなど社会の仕組みを

良く知っておかなければ企業の販促キャンペーンの甘い罠にかかってしまいます。

単純に収入以上のお金を使う事はできません(クレジット払いやカードローンなどして一時的に購入する事はできますが)。

毎月の収入から予算(固定費・変動費)を決めて生活をしているはずです。

私自身もお金の大切さやお金について学んだのは、社会に出てからでした。

そしてお金を増やす・貯める・稼ぐといった事を学ぼうと思ったきっかけは自分が過去お金で苦労をした経験があるからです。

・投資詐欺に遭った経験

・FXや株の信用取引で多額のお金を失った

・貯金が底をついた

など大変な思いを自分の中で過去したからこそ、二度と同じ思いはしたくないと反省し学ぶきっかけとなりました。

将来の資産形成を考える

終身雇用・年功序列の崩壊・正社員のリストラなど一つの会社に定年まで勤めるというスタイルは

終わりを迎えました。また人生100年時代も相まって年金だけでは生活が苦しくなる時代がやってきました。

そのため将来の不安を自らの資産やキャリアは自分の手によって運用しなくてはなりません。

しかし、十分な知識がないと焦ってしまい騙されてしまうかも・・・。

そのためにはお金の知識は必要不可欠であるのは言うまでもありません。

まとめ

  • 海外ではお金の学習をする機会がある
  • 日本ではお金の学習は自ら行わなければいけない
  • これからの時代お金に関する知識は必要不可欠
  • お金には「稼ぐ・貯める・守る・増やす・使う」の5つしかない

お金に関する知識がないのは本当に恐ろしい事です。

過去投資詐欺・ネットワークビジネス・情報商材・FX・カードローンなど私自身も痛い目に遭いました。

そのような経験をしないようお金に関する知識を普段から学んでいきましょう。

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