【書評】転職と副業のかけ算を読んで

  • 2019年8月18日
  • 2020年5月13日
  • 書籍
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今回の投稿ではmotoさんが書いた「転職と副業のかけ算」を読んだ書評を書いていきます。

30歳にして、年収1000万と副業で4000万を達成したmotoさん。果たして「転職と副業」をかけ算することとはどんな事なんだろうか。
結論から言うと非常に読みやすく、おススメします。
転職と副業のかけ算を読んでみて欲しいのはこのような人たちです。
・転職で年収を上げたい
・サラリーマンの市場価値を上げたい
・給与以外の収入が欲しい
・老後の不安を取り除きたい

購入に至った経緯

著者motoさんの事は、こちらの本を購入するまで知りませんでした。しかし、私自身は会社に依存することや給与以外の収入が欲しいとの思いを持っており

本屋でこちらのタイトルに目が行き読んでみたところ、冒頭部分から非常に読みやすくためになる事が書かれていました。

「給与はもらうものではなく稼ぐもの」特にこれからの時代のおいては、会社も組織も個人のキャリアを保証してくれません。

それは終身雇用や年功序列といった日本型の雇用が崩壊したからでもあります。これらは本書に書いてある内容の一部ですが、正にその通りだと思います。

こういった言葉の一部が購入をさせた動機でもあります。

印象に残った言葉

「転職と副業のかけ算」は全5章の構成となっています。

著者のmotoさんの生い立ちから転職を4回繰り返した経緯と、具体的な転職方法・コツ・考え方が記されています。

また、motoさんが考える副業のコツと具体的な実行の仕方から、これからの時代を生き抜くための考えが書かれています。

この中で私が為になった部分を書いていきます。

3位:上司の評価より「市場評価」に軸を置く

転職活動では「上司の評価」や「会社からの評価」ではなく、自分よりも10倍、100倍実績の出せる人と                             「転職市場における市場価値」で比較されることになるのです。                                           本文より引用

転職というのは、今いる会社やそれまでの肩書だけでは通用しません。今の社内で通用する力だけを身につけても、市場価値が上がるとは限りません。

社内で競い合っていても、井の中の蛙になる可能性が高いです。もちろん「郷に入っては郷に従え」という言葉の様にある程度社内の人と良好な人間関係を構築しておくことは

大切ではありますが、最も優先すべきは自分の市場価値を高めることが重要です。

そして市場価値を高めるには、「自分の生産性を高めること」で「市場からの評価」は上がっていくと著者は述べています。

生産性とは、「会社の業績を伸ばすための本質を見極めて、効率的に行動する力」を指し、5つの要素に分解する事ができます。   本文より引用

市場価値(生産性)を高める5つの力
① 論理的な思考ができる力
② 構造的に物事を捉える力
③ 物事を俯瞰した上で、課題を特定する力
④ 課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる力
⑤ ①~④を用いて組織をマネジメントする力
これらの力を身につけるには、自分の仕事をよく理解し、どんな人にも分かりやすく説明をし、かつ行動が伴っている事で身につくとも述べています。
そう考えると、本業を嫌々行うのではなく、目的を持って仕事に取り組むことが必要不可欠だと感じました。

2位:共感してくれるフォロワーを大切にする

「フォロワー数=影響力」と考える人は多くいますが、フォロワーは数ではなく、

あくまで「自分に対する関心度の高いフォロワーの存在」が大切なのです。                                    本文より引用

本文でも書かれていますが、Twitterの人間関係とリアルの人間関係どちらも本質的には同じです。

人の批判や自分の自慢話ばかりしても注目は集まりません。また自分を応援してくれる友人は増えません。

むしろ、人への批判によって自分が批判される可能性もあります。

そして自分を応援してくれる人を大切にできない人も友人は増えません。

良くアーティストやアイドルが、ファンを大切する心境と同じですよね。自分が投稿したり、外に向けて発信したことに共感を生み、感謝されることが

長期的に見て収益につながると言えます。

1位:経営者目線を「自分」に当てはめる

自分株式会社というのは、自分自身を株式会社に見立てて考える思考のことです。

・・・以下中略

自社の売り上げを伸ばすためには「対価に見合った労働価値の提供」が必要です。同時に「どんな労働が評価されるのか?」も把握する必要があります。

 本文より引用

自分自身を会社に見立てるというのは、資産構築においても重要な考え方です。

会社の財務諸表になぞらえると、売り上げ=損益計算書(PL)の視点と、現状把握=貸借対照表(BS)の視点が必要となります。

個人のPLとは収入が該当するのですが、多くの人が会社からの収入一本に頼っているのが現状でしょう。しかしその会社が倒産したり、事業縮小により収入が少なくなれば

収入が減る事になり非常に危険な状態と言えます。収入の柱は何本持っていてもいいのです。

例えば、副業からの収入、家賃収入、FXや仮想通貨などのトレードにおける収入、フリマアプリを利用した転売や不用品売却も立派な収入です。

会社の企業決算でも、事業の多角化により売り上げが複数ある場合が多いですよね。

例えば、サイバーエージェントは広告事業とゲーム事業がありその儲けを原資に「AbemaTV」を育てています。

個人であっても本業や副業の収入を伸ばすために変化を恐れずに努力し続けなければいけません。

また、使っているお金も無駄なものがあれば切るべきです。無駄な飲み会、不要な人間関係を切る、使っていない衣類は売る、無駄な保険はやめる、家賃を極力下げる努力をする

など支出の見直しも大切です。一度生活水準を上げてしまうと収入が減った時に戻すのが大変ですからね。

それは人の習慣によるものです。人の行動の大半は何気ない生活習慣からくるもので悪い習慣が身につくと強制するまでに多大な時間を要します。

自分自身の生活習慣を客観的に判断するためにも、自分を会社に見立てる事は大切です。

まとめ

「転職と副業のかけ算」は今回紹介した部分以外にもためになることが多くあります。

本書を読んで最も感じた事は、これからのサラリーマンに必要な考え方は「個人」に対する価値を軸にするという事です。

「安定」を求めて企業に入ってしまうと、企業に依存して自分の市場価値は伸びなくなります。

またどうせ給与が上がらないからとか、誰かがやってくれるだろうなどと考えて受け身で仕事をしてしまっても市場価値は伸びないでしょう。

繰り返しとなりますが、令和時代においては「会社に人生を依存しない」「会社員以外にも収入を持つ」「いつでも転職できる市場価値を高める」「個人ブランディング」をする

など「個人がある分野においてスペシャリスト」となることが求められています。

特に本書では本業で得た知見をもとに副業でコンテンツ配信する事で個人を際立たせることにつなげようと書いてあります。

そう考えると、毎日何となく会社に行ったり社畜を抜け出したいという思いから見方を変える事にもつながります。

個人でコンテンツ発信(ブログ・動画等)できるよう会社に学びに行くというスタンスで仕事に望めば、仕事に対する考え方も徐々に変化していくでしょう。

嫌々会社に行っても多くの時間を費やすのが、職場です。

その職場にいる時間を自分への成長の機会と捉えるには、自分が変わっていき結果を出す事が必要なのだと本書を読んで感じました。

 

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