【朗報】日本の転職で賃金増37%増に

  • 2019年8月24日
  • 2019年9月25日
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厚生労働省が発表した2018年の雇用動向調査によると、転職に伴って賃金が増加した人の割合が前年に比べて0・6ポイント高い37.0%となり

比較可能な2004年以降で最高水準となりました。転職後に賃金が1割以上増えた人は25.7%となりました。

増えた背景には、人手不足により企業が賃金を引き上げて必要な人材を確保する動きが強まったと言えそうです。

日本型雇用に変化の兆し

2018年1月1日時点の労働者の総数は前年より27万人増えて4970万人となりました。

転職して現在の仕事に就いた人は495万5000人で、全体の10%を占めました。

厚生労働省雇用動向調査より引用

転職で賃金が増えた人の割合は20代30代の方が顕著である

転職で賃金が下がった人の割合も前年度より増えている

50歳以上になると賃金が下がる傾向が強い→役職定年を迎えるなどの理由が背景にある

日本型雇用である「終身雇用」「年功序列」「新卒一括採用」では転職後に賃金が上がりにくいと言えます。

しかし、徐々にではありますが日本でも前述したように人手不足やグローバル競争・AI化などにより企業が転職者に賃金を多く支払うケースが見受けられてきた

と言えます。しかし、一方でこういった賃金が増える業界はIT・金融業界など一部の業界に留まっています。

小売業界などでは、パート社員を正社員にしたことにより賃金が上昇した要因となっており、正社員から正社員への転職ではない事に注意が必要です。

結局の所、転職で賃金を上昇させるのならば、上昇する業界・職種に転職するしかありません。

例えば、介護業界に転職し賃金が大幅に上がったということはありませんし教育業界などもそうです。

そう考えると、賃金が上昇する業界・職種で自分が通用するようなスキルを身につけなければ、転職において賃金が上がる事は難しいと言えます。

実際にIT業界や金融業界など、賃金が上昇している業界はある程度決まっています。

つまり、転職をしたら誰でも賃金が上がるわけではないのです。採用する側から見たら、当たり前の事なのですが能力にほとんど差がなければ、

50代の労働者よりも20代の人材を採用した方が、「長く」会社に貢献してくれます。

日本型雇用が変わりつつある日本では、「経済格差」「所得格差」が今後ますます広がっていく事と思われます。

不平等社会の拡大

日本の雇用形態の話を深堀して何故このような不平等な社会になってしまったのかを考えると

1 人工知能革命(AI化)
2 長寿化
この2つが今後不平等な社会を生み出していると言えます。

人工知能革命(AI化)

テクノロジーの発展は、新しい商品やサービスを生み出し社会の諸問題を解決することで、新たな雇用を生み出し経済成長を引っ張っていくと考えられます。

しかし、同時に産業や企業の構造変化を加速させ、ロボットやAIが既存の職種を代行するばかりか、雇用の空洞化を引き起こしているとも言えます。

10年後に無くなる仕事一覧は聞いた事あると思います。

ITMediaNEWS より2015年のデータを引用

引用先:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1512/02/news111.html#l_sk_nri_02.jpg

一方で、専門性・技術等の非常に高い職種=スペシャリストの言われる職種は付加価値の高さから今後逆に賃金は上がる傾向にあります。
先の転職の賃金動向で述べたように、一部のIT人材には高額報酬を支払ってでも採用したいためです。
逆に、製造業や事務職など中スキル職の賃金が今後は大幅に減少する事が見込まれます。日本型雇用の総合職=ジェネラリストでは賃金が上がりづらい構造が
発生します。AI革命がこうした賃金格差・労働市場の二極化を助長するのは確実で、格差の拡大と固定化が国レベルで起こる危険があります。
ポピュリズム的政権が発生するのも頷けます。しかしポピュリズム政権が発生しても、経済のグローバル化・人工知能革命(AI化)は止められないでしょう。

長寿化

高所得層の方が低所得層より寿命の延びが大きい寿命格差が表面化しています。今後は健康格差も拡大していくのです。

具体的には、高所得層ほどスキル・教育・健康への投資に恵まれ、それがさらに高所得につながり、長い人生を豊かに送る事なります。

逆に低所得層はスキルや教育を獲得する機会ないまま人生の終わり近くまで働き続け、なおかつ老いるにつれて所得が減り、生活水準が下がる傾向があります。

そして低所得・貧困と言うのは世代を超えて伝染します。そのことに触れている記事はこちらからです。

格差社会の弱者になるきっかけ

要するに、思考停止でボケっとしているとあっという間に格差の弱者に追いやられてしまう可能性があるのです。

個人で稼ぐ力を身につけるしかない

このような社会の流れに、立ち向かうには「個人」が稼ぐ力を身につける事しか解決方法はありません。

・会社に依存しない
・会社の看板に頼らず稼ぐ
・副業で給与以外の収入を持つ
・いつでも転職できるスキルを身につける
これらが具体的な解決策となります。
例えば会社に依存しないという生き方では、「明日会社からクビを宣告されても個人で稼ぐだけの力・技術」があれば会社に依存せず伸び伸びと仕事ができます。
その方が挑戦的に仕事に取り組めますし、「個人の安定」にもつながります。
また会社の看板に頼らず稼ぐという意味でも、会社が強力なブランド力を持っていて優れたビジネスモデルを持っていても
その会社が従業員一人一人が保証されている訳ではありません。儲かっている会社は、世の中の厳しさに揉まれ成長していくのですから、
その組織に属している従業員も変化し成長していかなければ、取り残されてしまうのです。
また会社員以外の収入を持つ事も重要です。副業においては、会社の肩書がなく完全な個人勝負です。フリーランスや個人投資家に年齢・男女関係ありません。
若くても、優秀な方はたくさんいますし、高齢者でもYouTuberになれます。
個人で勝負するには、本業や仕事以外の時間でどれだけ、頭を使い稼ぐための仕組みや新たな知識・スキルを習得するかにかかっています。
そう考えると、嫌々仕事に取り組むのも実にもったいないです。
自分のビジネスのため、投資のために役立つ事を本業でも身につけると思えば仕事に対する取組みが変わってくるはずです。
受け身だった仕事を、自ら主体的に取り組むかもしれません。今まで給与・人間関係にストレスを抱えていた事が気にならなくなるかもしれません。

ITMediaNEWS より2015年のデータを引用

引用先:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1512/02/news111.html#l_sk_nri_02.jpg

上の表は、機械やロボットに代返されづらい職種を表しています。

共通することとして、個人が主体となって働く職種が多いと言えます。また単純労働ではない、人間の知恵が詰まった職種が多いのも特徴です。

つまり、個人で稼ぐという事は「頭を鍛える」他ないということです。

社会に出ると学習をしなくなるサラリーマンが多いとのことですが、令和時代においては何歳になっても学習が必要となります。

それは自分自身のためです。稼ぐこと・お金を守る事・自身の生活を守る事が学習する理由だと私は結論つけています。

飲み会やテレビ・スマホゲームなどしていたらまずいです。競馬・パチンコなどに依存していたら人生終わりです。

そこから得るものはないですからね。自分の大切な人生を守るためにも、学習をしなければいけないことを今回の転職の投稿で改めて気づかされました。

✔ 転職で賃金が上がる割合が高くなっているのは、企業側の人手不足を表している
✔ 転職すれば誰でも賃金が上がるわけではない。職種・業種によるところが大きい。
✔ AI化・長寿化の負の側面を考えると、賃金格差・労働格差が見られる
✔ 会社に依存しない、個人で勝負するなど個人ブランドを確立させ個人を輝かせよう
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