家計簿はつけていますか?
お金の流れを見える化するためにもつけた方がいいと断言します。
今回の投稿では、家計簿をつけることで得られるメリットについて書いていきたいと思います。
今回の投稿をおススメしたい方は以下となります。
★ 家計簿をつけた方がいいかどうかで悩んでいる
★ 家計簿を何故つけるのか
★ 節約したい・お金を貯めたい
★ 家計簿にはどういった種類があるのか
家計簿をつける3つのメリット
節約したい・お金を貯めたいと思うならば家計簿はつけましょう!
突然ですが、自分の前月の支出金額を全て言えますか?
支出項目・いつ使ったのか・何に使ったのか?変動費・固定費などスラスラと言える人は家計簿をつける必要はありません。
しかし、使った金額が自分が思っているよりも違いが出る場合は家計簿をつけた方がいいです。
収支の見える化が可能
自分の収入がいくらで、支出がいくらかを知る事で貯金の第一歩となります。
当然ですが収入以上の支出があれば赤字となってしまいます。誰しも収入の中で毎月の生活のやりくりをする筈です。
収支を自分で一目で理解するためにも家計簿は必要です。
収入
支出の原資は全て収入です。収入は給与の手取り額を最初は書きましょう。
しかし慣れてきたら、一歩踏み込んで給与明細の税込み金額を掛けると尚の事良いです。
- 厚生年金保険料
- 所得税
- 住民税(新卒のときは入社2年目から)
- 介護保険(40歳を過ぎてから)
- 雇用保険
- 健康保険
自分の給与にどれだけの税金がかかっているのかを知る事で副業や臨時収入があったときの節税にもなりますし、確定拠出年金やふるさと納税で税金が控除
されます。具体的には住民税や所得税が控除対象となるのですがその時の基準が自分自身の収入となるからです。
また副業や臨時収入・株・債券・社債の配当金・FXや仮想通貨トレードの損益があれば記載した方がいいです。
支出
支出は項目毎に分けて記載したり、記帳するようにします。
またその際に変動費と固定費とを分ける事を心がけましょう。
- 固定費の項目
- 変動費の項目
節約の意識がつく
家計簿をつけるメリットは、自然と節約の意識が身につくことです。企業においてもコスト削減や人員整理・人員削減をします。
それと同じで支出において無駄がないかどうかを、自らの支出を振り返り冷静に客観的に判断する材料が家計簿です。
支出の割合においてどの項目が大きなウエイトを占めているのか,
支出は適切かどうかなどを家計簿というデータを使い振り返る事で節約する項目が分かるのです。
例えば、携帯電話を格安スマホにする、無駄な保険代を払うのを止めるなど自分の家計において不必要な項目を出し節約するといった形です。
ところが支出の項目を把握していなければ、何を節約すればいいのかも分かりません。
また知らず知らずのうちにお金を使ってしまい、月末の財布はいつもスッカラカンでしたという事もあり得るのです。
計画的にお金を使う
家計簿をつける3つ目のメリットは、予算立てができるという点です。
家計簿には支出の現状把握もできますが、同時に翌月何にお金を使うかの予算配分も可能です。
例えば、食費・住居費・交際費はいくらで貯金額はいくらになるといった具合に予算を立て計画的にお金を使う事が可能となります。
何の計画もなしにお金を使ってしまえば、単月で家計が赤字になる可能性が出てきます。
予算を決め決められた予算で生活する、貯金も仮に毎月5万円貯金するなど決めてしまうのです。
また、近い将来結婚する・家や車を購入する・子供の学費でこれくらい必要など将来のお金の試算をしておく視点も必要です。
家計簿をうまく使いこなすと将来必要なお金の試算もできるメリットがあるのです。
家計簿の種類
実際に家計簿の種類としては、
- ノートを利用した手書きの家計簿
- パソコンなどのエクセルを使った家計簿
- 民間会社が提供しているアプリを利用した家計簿
この3つがあります。それぞれの家計簿におけるメリット・デメリットを考えます。
手書き家計簿
メリット
- 簡単に始められる
- 手書きなので自分の記憶に残りやすい
- シンプルな形で取り組めれる
デメリット
- 集計に時間がかかる
- レシートや明細を残しておかないとお金の流れを把握できない
- 面倒で続かない場合もある
手書きの家計簿の場合、収支だけに特化したシンプルな物から自ら細かくアレンジできるなど個人に合わせてカスタマイズできる所がメリットと言えます。
一方で手書きの場合、集計したりレシートを整理したりと時間を取られます。
何よりも面倒です。現金の見える化が目的なのであまり細部にこだわらない方が続けるためのコツです。
エクセル家計簿
メリット
- 自由にカスタマイズできる
- エクセルの集計やグラフや表を使うと非常に見やすくなる
- 収支を自由に登録できる
デメリット
- パソコンが必要
- エクセルが苦手だと向いていない
- 手入力する必要がある
エクセルを使用した家計簿の場合は、一度表を作ってしまいさえすれば後はいいという事です。
エクセルには集計機能やグラフや表を使いオリジナルにカスタマイズできる点があります。これは手書きの家計簿にはない機能ですね。
しかしエクセルが苦手な人にはハードルが高いかもしれません。またパソコンがないとそもそも無理なのでパソコンを持っている人前提となります。
家計簿アプリ
メリット
- 時間短縮になる
- 複数口座があっても集計してくれる
- グラフや表が予め備わっており便利
デメリット
- 情報が漏洩する可能性がある
- 口座が複数あると無料アプリで対応しきれない
- 手で入力する項目がある
家計簿アプリの場合、入力するだけで集計してくれるので電卓をたたく必要がありません。またスマホ一台あれば外出先や隙間時間に入力できます。
レシートを読み込む機能もありますから、手書きやエクセルの家計簿にないメリットがあります。
グラフで支出の項目が表示されると見やすくて節約のモチベーションにもなります。
デメリットとしては、情報が漏洩することと手で入力しなければいけない事でしょうか?集計機能があるだけ手書きよりも便利だと思いますが。
またアプリ機能をフルで活用させたり、多くの口座を持っていると無料のアプリ機能では対応しきれません。
またアプリ機能によっては過去1年くらいまでしか履歴をたどれない場合もあるので注意が必要です。
まとめ
つけた方がいいと分かっていても、つい面倒だからという理由で習慣化するのが難しいのが家計簿です。
しかし、家計簿をつける事で得られるメリットは大きいです。
収支の見える化
↓
収支の現状把握
↓
収支の計画性
↓
将来設計
といった具合に、家計簿をつける事でここまでできると言えます。
私たちが生きている以上、綺麗事抜きにお金とは一人一人が向き合わなければいけません。
向き合う以上、自分の収支の把握は必要です。家計簿はそのための手段に過ぎません。
手書き・エクセル・アプリ自分に合ったもので続けられるものを選び家計管理をしていく必要があると言えます。
今回の投稿は以上となります。
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