暗号通貨(仮想通貨)の取引所を運営するビットポイントジャパンが、暗号資産の流出をしている事が発覚しました。
流出額は概算で35億円となる見込みです。
BPJ がホットウォレットで管理している仮想通貨は、
・ビットコインキャッシュ
・イーサリアム
・ライトコイン
・リップル
この5通貨が対象との事です。
本日のリミックスポイントの株価はストップ安の350円まで売り込まれました。
◆7月12日の「リミックスポイント」の株価
さらに夜間取引においても80円安の270円まで売り込まれています。
暗号資産の資産流出の大型案件では
①コインチェック
②テック・ビュー
③ビットポイントジャパン
3件目となります。
仮想通貨取引所は資金を流出しないためのセキュリティー・人員配置などコストがかかります。
つまり運営することがリスクになる得るのです。
リミックスポイントの2019年度の決算は、純利益-18億となりました。
一方で貸借対照表の純資産の「利益剰余金」は約8億しかありません。「利益剰余金」は簡単に言うと過去の利益の積みあげですが、ここが増えないと強固な会社になりません。
恐らく、資産を売却して流出の還元を行う事でしょう。純資産は82億ありますから35億(内顧客の預かり資産10億)を返却することは可能でしょう。
しかしながら、「金融庁」への「業務改善命令」が発生する事は明白で今後もセキュリティーや人件費にコストを割くことになり、純利益の黒字化は厳しいと
言わざるを得ません。
今後の株価に関して
恐らく、大きく売られることになると思います。
しかし、来週金融庁への報告が終了したら売られ過ぎの反動で買った方がいいとも言えます。
投資をこの銘柄に対してするかどうかを考えてみます。
①下値で買い(場合によってはナンピンえをする自律反発をねらう
②銘柄に見切りをつけて損切する
③何もしない
この3つになるかと思います。①のナンピン買いをリスクが高いです。
何もせずに静観した上で次の一手を考えるか、違う銘柄に乗り換えるかが考えられます。
いずれにしても、暗号資産全体に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
最後に私が保有しているリミックスポイントの含み損がこちらです。
とんでもなくマイナスを被っています(笑)
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