【書評】お金の真理を読んで

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今回の投稿では与沢翼さんが書いた「お金の真理」を読んだ書評を書いていきます。

2019年3月には「ブチ抜く力」が書籍化されました。約1年後の2020年4月に出版された「お金の真理」どのような内容になっているのだろうか。
結論から言うと「ブチ抜く力」同様に非常に読みやすいです。
また与沢さんの今までの人生観や失敗談、丁度コロナウイルスの最中に書き上げた
本なのでコロナウイルスと経済についても書かれていて今後私たちがどう生きていく
のかのヒントになる様な事も書かれていておススメします。
「お金の真理」を読んでみて欲しいのはこのような人たちです。
・お金に関心がある
・お金持ちになりたい
・与沢翼さんの失敗談をききたい
・人生の現状を変えたい
目次

購入に至った経緯

与沢翼さんの言動には心を打たれるものがあり、

やる気の源泉であるモチベーションの低下となったときに与沢翼さんの言動を見てはやる気が湧いてきた経緯がありました。

実は与沢翼さんと私自身年齢が同じです。

同じ年齢でありながら金銭的には圧倒的な差があります(笑)

つまり同じ時間を過ごしてきたにも関わらず、自分の様な中途半端な人間と

圧倒的な成功者との差とも言えます。

前回の「ブチ抜く力」も参考になる部分は多々ありました。

前回はその与沢翼さんの2014年~2018年の様々な成果の原動力となった

「ブチ抜く力」の出版とあって必ず得るものがあるはずだとの思いから購入に至りました。

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そして今回の「お金の真理」では前回の出版から約1年後ということで、与沢翼さんのどのような進化

が書かれているか、また自分の明日の行動の原動力になる部分が必ずある・

さらにはコロナウイルスの拡大が蔓延しているこの状況でウィズコロナ・アフターコロナについての考え方と今後の行動のヒント

で参考になる点はないかとの思いから購入に至りました。

印象に残った言葉

「お金の真理」では「お金にまつわる事」が序章から5章まで書かれています。

今回は前回と違いテーマがお金に集中しています。

その中で私が印象に残った言葉を投稿していきます。

3位:「小さいテスト」を繰り返せば直感力が伸びる

直感が正解とは限らないからこそ、すぐに小さくテストをすることがものすごく重要になるのです。

このように直感をベースに超高速度の行動で成功と失敗を積み上げていくと、直感力が鍛え上げられある時点か

らロジックにおける判断を超えてくるようになるのです。               本文より引用

投資やビジネスにおいていや人生全体において言える事ですが

トライ&エラーを繰り返し、次につなげていくという事だと思います。

私自身何度もFXの短期投資をしそして全て退場しています。

退場というのは自分が投じた資金が全てなくなるのですが、

少し勝つとさらに欲が出てしまい、負けるとやけになりレバレッジを

あげる短期投資では一番やってはいけないパターンなのですが

どうしても同じ過ちを繰り返してしまっていました。

性格的にカッとなりやすくのめり込みやすい性格なのも影響しています。

つまりトライしても反省することもなく次つ向かうと破滅したり

何度も失敗を繰り返す羽目になります。

本書で書かれている事と逆の事を行えば、当然直感力などは鍛えられません。

この部分を読んでいるときに丁度そのような自分に情けない気持ちが出てきたのが逆に印象的でした。

2位:お金持ちになるには「心を満たすための最低限度の支出」が必要

お金持ちを目指すためにはまず「気持ちよく息を吸って生きる事」が大切なのです。↓                                                                全ての判断基準となるのは「心が満たされている状態を常につくるための最低限度の支出」という視点です。                                                                本文より引用

お金を稼ぐためには、その土台となる生活基盤を整えておかなければならない。

という事だと思います。

ここだけを見ると、節約などせずにお金を使った方がいいと思ってしまいますが

そうではなく、自分の精神状態を良好に保つための最低限度の支出にせよという事です。

つまり浪費しろと言っている訳でもなく逆に節約しすぎて心が満たされない状態にまで

節約しなさいと言っている訳でもありません。

自分の中のバランスと優先順位をつけて切るもの削るものと残すものを判断しなくてはいけないという事が

最も言いたい部分だと感じました。

1位:本業を続けながら「副業」で稼げ

会社の仕事を続けながら、就業時間後や休日を活用して、何らかの副業・兼業・投資をして

お金を稼ぐのです。

中略

ただ一つだけ思い出して欲しいことがあります。

それは何をやるにせよ「期待をしない」ということです。

 本文より引用

副業・兼業・投資を行うに当たって期待をしないという事はどういった事でしょうか?

と思うかもしれませんが、期待値が高すぎると続ける事が難しいということではないでしょうか。

ビジネスや投資・恋愛など何でもいいですが、始める前にあまりに期待を抱くと

思い通りにならなかったとき、思った事と全然違う結果になった場合など

落胆してしまい、もう続けるの嫌になってしまうという事だと思います。

それよりも、疑ったり慎重に事を進める方が結果長続きして成果を上げる事ができる

という事だと思います。

そして、本書にも書かれているのですが、小さな成功や成果にこだわり毎日コツコツ

と地道に続けていく事が単純ですが成功への近道なのかと思いました。

まとめ

「お金の真理」は今回紹介した部分以外にも参考になることが多くあります。

結局の所、資本主義で生きている以上はお金と関りを断つ事はできませんし、

お金とは一生付き合っていかなければいけません。

また最近のコロナウイルスによってお金に苦労をしている人は多いと思います。

例えば以下のような点が挙げられます。

・失業
・収入の減少
・家賃の支払い
・医療費
・投資の損失
上記で上げた以外にもお金の問題は今後出てくるでしょうし、
コロナ以外の地震・台風・火災・洪水など天災によるリスクも
お金の問題がついて回ります。
本書にあるように、楽観的な考えに偏ってしまうとそこで満足して
学習や変化に対応が出来なくなる可能性が高いです。
ウィズコロナ・アフターコロナで生き残ったとしても、今後の世界で起こる事
は経済的格差の拡大が今以上に広がる事と思われます。
格差の底辺に立ってしまうと、這い上がるのは容易ではありません。
現状に強い危機感を抱き大切なお金を守る・稼ぐ・増やすといった事に注力していく必要があると感じました。
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この記事を書いた人

はじめまして、ritsuです。
このブログでは、「セミリタイアを目指す」というタイトルの通り、私が自らの経験から得た教訓をもとに、セミリタイアを目指す方々に向けて情報を発信していきます。

私は、過去にさまざまな挫折と失敗を経験しました。就職活動では、70社以上に応募しても全て不合格。自分を否定されるような経験は、自分は社会に必要とされていないのではないかとの思いにさせされました。一方で周りの友人は無事就職が出来た事を知ると友人に対して妬む気持ちも芽生えました。やっとの思いで入社した会社は、厳しい営業の世界で、ノルマのプレッシャーや上司からの過酷な扱いに悩まされました。辛い状況の中でお金を浪費し、その頃は貯金が全くありませんでした。
そのブラック企業は一年で退社。幸いにも次の会社にほとんど
ブランクなく転職することができました。

しかし次の会社では人間関係の悩みやストレスからうつ病になり、仕事を一カ月休みました。正直、仕事を辞めたいと思う日々もありましたが、当時は貯金が限られており、転職活動も厳しい状況でした。そのため、ガムシャラに我慢し、嫌なことも乗り越えて5年かけて1000万の貯金を築きました。

その後も、セミリタイアを目指し、投資や副業に挑戦しましたが、投資詐欺に遭遇したり、情報商材の購入・ネットワークビジネスへの入会や短期トレードも経験しました。当然どれも失敗し、お金を失う羽目になります。
しかし、挫折や失敗を乗り越えるたびに、自己成長の機会となりました。特に長期投資の重要性を認識し、インデックス投資や米国連続増配銘柄への投資を増やす方向へ舵を切りました。

苦節13年を経て、40歳を迎える今、私はセミリタイアを目指しています。過去の失敗談やうつ病の経験を忘れることなく、それらを教訓として今後の人生に生かしていきたいと考えています。このブログでは、セミリタイアを考える方々に対して、失敗談も含めて率直に語りかけ、教訓や成功の秘訣を共有していきます。

セミリタイアは一筋縄ではいかない道ですが、長い目で見据え、賢く投資や節約を行いながら、心豊かな人生を追求していきたいと考えています。

私の失敗談やうつ病の経験を教訓にしていきます。またお金の増えることだけではなく、精神的な余裕や幸福感を持ちながら、より豊かな人生を築いていくための情報をお届けしていきます。

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